脇ポケットを作り、脇線を地縫いする。

この工程では次の作業を行う。

  1. 脇ポケットを作る
  2. 脇線を地縫いし、袋地の底を縫う

脇ポケット

脇ポケットは目につく場所である。

  1. 袋地を脇線の仕上がり線に合わせ、テープを張る
  2. 前身頃の縫込みを袋の内へ折り返し、ミシンで押さえる
  3. 縫込みの端は袋地に対して端ミシンをかけておく
  4. 袋地の底を縫う
前身頃の裏。袋地を脇線に合わせたところ。
前身頃の裏。袋地を脇線に合わせたところ。

脇線

外脇線をミシンで地縫いする。このとき前身頃と後身頃、脇ポケットの向う布をまとめて縫う。

縫い終えたら袋地を返し、底をもう一度縫って袋縫いに仕上げる。

向う布の端は7mm折り、袋地の内側にミシンで留める。

袋地の端は後身頃の縫込みにかがり縫いで留める。脇線の縫込みはゆるくかがり縫いで留めておく。

ポケット口の上端と下端にはかんぬき止めを入れる。

脇ポケットは脇線を縫って初めて仕上がる。

脇線を地縫いし、袋地を後身頃に留めたところ。
脇線を地縫いし、袋地を後身頃に留めたところ。
出来上がった脇ポケット。
出来上がった脇ポケット。

参考文献

  1. 国内 竹村克巳 (1950) 『ティラァズ・ブック : 紳士服の裁断と縫方』 緑屋洋装研究所 書誌情報送信サービス 三つ揃いの縫製方法が分かりやすい絵をベースに解説されている
  2. 国内 染葉秋宏 (1959) 『男子服裁縫』 文化服装学院出版局 書誌情報送信サービス 折襟背広の記載がない (下巻に含まれる?)